ICL 手術の体験談、
今回は翌日検査と行動制限についてです。
手術の翌日には検査が行われ、
レンズが正しく入っているか確認します。
手術から1週間の間は、目を保護するために
様々な行動制限が課されます。
翌日の起床時からよく見える
ICL 手術翌日の朝は、
目覚めの瞬間からよく見えて驚きます。
これまではメガネをかけるまで
ほぼ何も見えない状態だったものの、
その日は天井がハッキリ見えたためです。
ちゃんと見えていることに安心しつつ、
前日（手術当日）よりも明らかに
視力が上がっていることを実感しました。
まだ入浴などはできないため、
肩から下だけシャワーを浴びた後に
病院へ向けて移動しました。
ICL 手術の翌日検査
翌日の検査内容はシンプルです。
4項目だけで完了します。
- 視力検査
- 屈折力検査
- 眼圧検査
- レンズ位置の確認
レンズ位置の確認では、
診察室で先生に直接目を見てもらいます。
問題がなければすぐに完了し、
私の場合は30分ほどで済みました。
なお、神戸神奈川アイクリニックでは
その日も術前検査や手術が行われており、
待合室には多くの人がいました。
不安そうな表情の人を見かけて、
思わず「これ快適になりますよ」と
声をかけたくなるほど
気分が上向いていたのを覚えています。
翌日の視力は、1.5／2.0弱
翌日検査で測った視力は、
左:1.5、右:2.0弱、両目: 2.0
となっていました。
手術前はどちらも 0.1未満 だったため、
翌日の時点で大幅に改善できています。
まだ目に傷が残っているため
数日間は視力の変動もあるそうですが、
それでも困らないほどの見え方でした。
遠くまでよく見える
翌日検査を終えたタイミングで、
手術直後に見た景色を
同じ場所から再び眺めてみました。
手術日よりもハッキリと見えており、
色合いも濃くなったように感じます。
恐らくですが、麻酔が完全に切れたことと
目の傷が徐々に回復し始めているため、
見え方が改善されたものと思われます。
私がICLを受けたクリニックは
新宿の高層ビル35階にあるのですが、
地上を歩く人の数もハッキリ分かります。
また、大きな看板であれば
ある程度遠くのものも読めるようになり、
視界から入る情報量が増えました。
ICL 手術後しばらくは目を触れないこと
ICL では目にレンズを挿入するため、
手術直後はまだ傷が残っている状態です。
3ミリほどのため自然に塞がりますが、
それまでは感染症に特に注意します。
目に直接触れたり擦ったりするのは厳禁、
寝ている間も注意が必要です。
人混みや思わぬ衝撃で触れないように、
手術後1週間は保護メガネで外出します。
なお、就寝時の手は防ぎようがないため、
アイマスク着用で寝るようにしました。
ICL 手術翌日までの行動制限
手術翌日までは特に制限が厳しいです。
入浴や洗髪、洗顔も禁止されます。
目の中に水が入ってしまうと、
雑菌が侵入する恐れがあるためです。
万が一、目に水が入った場合は
抗菌剤の目薬を点眼します。
なお、肩より下だけのシャワーや
目の周りを避けて顔を拭くのは OK です。
アイメイクも禁止となるため、
特に女性の方はご注意ください。
翌日までは仕事も休んだほうが良いです。
目に負荷を掛けることがないように、
なるべく休暇を調整しましょう。
飲酒・喫煙についても、
術後3日間は非推奨とされています。
とにかく目に汚れが入ることを防ぎ、
感染症を防止することが肝心です。
目の疲れになるようなことは控えて、
PC やスマホの利用時間も抑えましょう。
ICL 手術後1週間までの行動制限
術後3日目からは、
入浴・洗髪・洗顔が可能となります。
ただし、傷が完全に塞がっていないため、
なるべく目に水が入らないようにします。
ICL の手術後1週間は、運動をすることや、
重いものを持つことも禁止されています。
体に力が入ってしまうと、
傷口の回復に影響があるためだそうです。
また、先述の通り、
外出時には保護メガネを着用します。
せっかく手術をしたのにまたメガネ……
という気持ちにもなりましたが、
感染症を防ぐためにも我慢しました。
数日経って見え方が落ち着いてきたら、
車の運転も OK となります。
ICL 手術翌日と行動制限のまとめ
- 手術翌日にも検査があります
- 翌日までは入浴や洗顔が不可です
- 1週間経過するまでは運動制限もあります
- 外出時は保護メガネを着用します
次回は、ICL 手術後に必要となる
運転免許証の条件解除手続きについてです。
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