⇒【手術前の適応検査】
ICL 手術の体験談、
いよいよ手術当日の話です。
手術自体は10分~15分ほど、
痛みもなく、気がついたら終了しています。
手術後は30分ほど休憩したあと検査、
問題がなければそのまま帰宅となります。
ICL 手術当日の朝
私は金曜日の手術であったため、
仕事の休みを取って手術に臨みました。
普段通りに起床しましたが手術は午後、
家でのんびりと準備をして過ごしました。
前回の体験談 でも触れたとおり、
当日の朝は錠剤を1つ飲むことと、
抗菌剤の目薬を点眼する必要があります。
また、翌々日まで洗髪が禁止になるため、
ギリギリの時間にシャワーを浴びてから
移動することにしました。
ICL 手術の当日受付後
手術を受ける神戸神奈川アイクリニックに
到着した後は、窓口で受付を行います。
事前に渡されていた手術同意書を提出し、
目薬を2本受け取って待機となりました。
なお、同意書には手術内容や注意事項、
リスクについての記載があります。
内容を読んで理解した上で、
サインとハンコを押さないといけません。
同意書がない場合は手術不可となります。
ちゃんと読むと結構怖くなるのですが、
一度決めてレンズも既に発注しているため
ここは覚悟を決めてサインをしました。
ICL 手術前には2種類の目薬を使用
受付後に貰える2種類の目薬は、
キャップが緑と白で区別されています。
緑の目薬は消毒用、
白は瞳孔を開くためのものでした。
交互に5分おきに点眼する必要があり、
白の5分後に緑、5分後に白、5分後に緑、
といった感じで計7回ほど続きます。
2種類のうち、消毒用(緑)の目薬が
そこそこ染みるものでした。
でも目を守るためのものなので、
手術を確実に成功させるためにも
涙を若干流しながら点眼しました。
なお、5分間を測る必要があるため、
腕時計の持参をオススメします。
メガネで壁の時計を見ても良いのですが、
目薬のたびに外したり掛けたりするのは
少し面倒なため、腕時計がオススメです。
代金の支払いと目薬の説明
合間を見て何度か窓口に呼ばれます。
一つは手術代金の支払いです。
前払金として25万円を支払っているため、
残りの40万円を当日に支払います。
私はクレジットカードで決済しました。
ここまで高額な支払いをしたことがなく
若干緊張しながら支払いましたが、
通常と同様に暗証番号だけで支払えます。
次に、当日持ち帰る目薬を貰います。
3種類の目薬とその内訳の説明、
点眼方法が書かれた資料もありました。
防護メガネも手渡されますが、
どう見ても花粉症用のメガネでした。
目に直接触れることを防げれば良いので、
専用メガネがあるわけではないようです。
前室によばれて手術前の確認
その後も待合室で目薬を入れていると、
看護師さんに呼ばれて前室に移動します。
手術用の白衣を着て帽子をかぶり、
手を消毒すれば一旦は準備完了です。
ここから点眼麻酔が始まります。
看護師さんが点眼してくれるため
自分で何かをする必要はありません。
点眼麻酔は特に染みることもなく
本当に効いているのか不安でしたが、
今思えばちゃんと効いていました(笑)
ICL 手術直前、メガネとのお別れ
手術室に持ち込めない荷物は、
鍵付きのロッカーに入れておけます。
ここまでメガネを掛けていましたが、
手術では不要なため、メガネも入れます。
20年ほどメガネを愛用していましたが、
いよいよお別れのときが来ました。
いろいろと感慨深い思いもありつつ、
丁寧畳んでロッカーに入れておきました。
いよいよ手術室へ
前の人の手術が終わって少し経った後、
いよいよ私の番になって呼ばれました。
明るい手術室に4人~5人ほど?の
スタッフが居たように記憶しています。
人生初の手術台へ横になり、
位置合わせをした後に手術が始まります。
最終の本人確認を行い、
執刀医の先生からの挨拶や
手術内容の説明などが行われました。
私を担当してくださったのは、
神戸神奈川アイクリニック 北澤先生です。
常に丁寧に優しくお声がけいただき、
安心した状態で望むことができました。
右目からICL手術開始
左目に布をかけて、
最初は右目だけが見える状態になります。
点眼麻酔を改めて入れた後、
指示に従って上を見たり下を見たり、
目を動かしてまぶたの固定?をしました。
固定が完了すると、今度は強めのライトが
目の前に出てきて手術が始まります。
かなり眩しいですが、まぶたも閉じられず
顔も動かせないため見るしかありません。
最初こそ眩しいものの、
数分もすれば意外と慣れるものでした。
ICL のレンズを挿入するために、
メスを入れるタイミングがあります。
「少しチクッとするかもしれません」と
先生から声掛けがありましたが、
私の場合はほぼ何も感じずに済みました。
その後、いよいよ ICL が挿入されます。
視界の隅から入ってくるレンズが見えて
「おー入ってきた」などと考えながら、
その様子を見ていました。
レンズの挿入後は固定化を行います。
「目が押される感じがする」と言われ、
独特の感覚がやってきます。
何度か器具?が視界に現れてきて、
まさに目を弄られている感じです。
不快とまでは行かないものの、
生まれて初めての不思議な感覚でした。
その後、消毒液を大量に注がれて
片方の目(右目)が終了となります。
特に痛くはなかったのですが、
消毒液は少し染みるものでした。
⇒【手術本番~その後の流れ】
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